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2024/01/06更新

小児矯正で顎を広げる治療はメリットだらけ!その意義についてご説明します。



こんにちは!花田矯正歯科です。
今回の記事では、小児矯正で顎を広げることの意義についてお話ししたいと思います。

・永久歯が生えてきたが、歯並びが気になる 
・顎が小さいせいで鼻呼吸がしづらい 
・顎を広げると顔が大きくならないか不安

上記のような悩みを持つ方、気になる方は是非最後まで読んでくださいね。


========【もくじ】=============

1 顎顔面矯正(顎を広げる治療)とは?
2 顎顔面矯正のメリット・デメリット
3 顎顔面矯正の方法
4 顎顔面矯正の治療期間と痛みについて
5 まとめ

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顎顔面矯正(顎を広げる治療)とは?

顎の骨にアプローチする矯正法になり、子どもの成長段階で行われる顎や顔面の骨格・咬合などの問題を治療します。
子どもの成長に合わせて上顎の骨の成長をコントロールし、顎の骨を広げることで永久歯が綺麗に並ぶためのスペースを確保します。
また、本来の正しいかみ合わせの状態を作っていくことが出来ます。


顎顔面矯正のメリット・デメリット

顎顔面矯正は歯並びが整う以外にたくさんのメリットがあります。
子どもの時ならではのメリットもございますので、ご紹介いたします。

骨格と歯列を整えられる

幼い時期に顎を広げることで骨格や歯列の異常を同時に改善することが出来ます。

また、混合歯列期(永久歯が生えそろう前)よりも前に治療を開始することが出来れば、
先に永久歯が綺麗に並ぶためのスペースを確保できるますので、今後矯正治療のために抜歯する必要がありません。

特に上顎の成長は10歳〜12歳ごろで決まってしまうため、顎顔面矯正を開始するなら早く始めた方がいいでしょう。

装置が目立たない

装置は歯の内側に取り付けるためほとんど見えません。
そのため、見た目を気にすることなく矯正治療を行えます。
また、顎を広げても顔の輪郭は変わらす顔が大きくなることはありませんので、
ご安心ください。

手術を伴う矯正や抜歯を回避できる可能性が高まる

骨格の異常が歯並びに影響している場合、大人になってから矯正治療を開始すると
顎の骨を切る手術が必要になる場合があります。
顎顔面矯正を行うと顎の骨が正常に発育するので、高い確率で手術を避けることが出来るでしょう。

また、顎の発達が終わってから(思春期以降)矯正治療を行った場合、
歯を並べる場所を確保するために抜歯が必要になることがほとんどです。

顎顔面矯正を行うと顎を広げられるので、歯を並べるスペースを十分に確保出来ます。
そのため、健康な歯を抜くということを避けることが出来る可能性が高いです。

痛みや違和感がある

痛みには個人差がありますが、使用する急速拡大装置を装着したばかりの頃は、違和感・圧迫感・痛みなどがあることが多いです。
顎顔面矯正は拡大装置のネジを1日に1回転させて顎の骨を広げますが、ネジを回転した直後に歯やお顔に痛みや圧迫感を感じるでしょう。
最初は不快に感じるお子様が多いですが、徐々に慣れてきます。

費用が高い

顎顔面矯正は保険適用外となるため、治療費が高額になります。
また、自費診療ですので、歯科医院によって費用が大きく異なります。

不正咬合の程度や使用する矯正装置によって費用は異なるため、詳細については一度受診いただいた際にお伝えいたします。



顎顔面矯正の方法とは?

顎顔面矯正は、乳歯の時期や混合歯列期(乳歯と永久歯が混ざっている状態)に行う治療方法です。

主には「上顎骨急速拡大装置」という矯正装置を使用して単に歯並びだけでなく、噛み合わせや顎関節などを考慮して治療します。
また、上顎骨が成長する力を調節・制御することが出来ます。

噛み合わせを改善するだけでも、鼻づまりやアトピー性皮膚炎の緩和、肩こりの改善、顎関節症状の緩和にも効果が期待できます。

急速拡大装置の使用の他、口周りの適切な機能や筋力アップを得るため、お口のトレーニングを行う必要があります。
トレーニングによって、後戻りしにくい環境を作ることができ、より綺麗な歯並びを目指すことができます。

永久歯が生えそろう前に少しでも違和感を感ましたら、些細な事でも一度ご相談いただければと思います。


顎顔面矯正の治療期間と痛みについて

治療の開始時期は症状によって個人差がありますが、1回につき半年〜1年程は装置が入ったままとなります。
おおよそ1~2年の治療で歯並びや噛み合わせを改善することができます。

その後、1期の治療を終了と判断しましたら矯正装置をお外しし、必要に応じて2期の治療へと移行します。
※永久歯が生え揃う12歳~13歳頃になって、後戻りの症状がみられる場合は、再度治療が必要となります。

痛みについては上記のデメリットでもご紹介した通り、個人差があるため一概に痛みがある・ないとは言えません。

顎顔面矯正治療で使用する装置は、徐々に力を加えて歯列を広げたり、歯軸を修正するため、装着したばかりの頃は圧迫感のある痛みを感じることがあります。
しかし、数日経つと慣れていき、次第に痛みがなくなります。


まとめ

「顎顔面矯正法」は顎の骨全体を広げていく矯正治療です。
見た目の美しさだけを目的とする治療法ではございません。

最近の子どもたちは歯並びが悪かったり、噛み合わせに問題を抱えている傾向にあります。
特に噛み合わせが悪い「不正咬合」の場合、放置してしまうと日常生活に様々な悪影響を与えます。

成人になってから矯正治療を行う場合、骨格が出来上がってしまっているため歯並びを綺麗にするために抜歯をしなければならないケースがほとんどで、その分持病や既往症なども含めてリスクが高くなってしまうのです。

顎を大きくする治療の場合は、抜歯を行うケースはほとんどございません。
また治療費も、ワイヤーを使用する矯正治療と比べて、顎顔面矯正法の場合は個人差はあれど、ワイヤー矯正の3分の1ほどで済みます。

顎全体そのもののバランスを整えることで、体本来の正常な機能・正常な発育へとつながっていきます。

早期に治療を開始し様々な問題を解決することで、お子様がより健康で素晴らしい人生を過ごすことが出来るでしょう。

いかに顎顔面矯正治療が重要かご理解いただけましたでしょうか。
短期間で効果的に治療を進めるためには、患者様の理解と治療方法について正しい知識が必要となります。

小児矯正に関する疑問については、花田矯正歯科までお気軽にご相談ください。
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
          
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花田矯正歯科
住所:兵庫県尼崎市西大物町12-41 アマゴッタ5F
アクセス:阪神「尼崎駅」からスカイデッキ直結 徒歩2分
TEL:06-6482-4021
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投稿者: 花田矯正歯科

見えない矯正歯科ガイド花田矯正歯科 尼崎スマイル部分矯正公益社団法人 日本臨床 矯正歯科医会
TEL:06-6482-4021 / 無料カウンセリング
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