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2024/05/22更新

小児矯正と成人矯正の期間の違いとは?



こんにちは!花田矯正歯科です!

小児矯正と成人矯正には、治療にかかる期間が違うことはご存知でしょうか。

成人矯正は矯正装置によって歯に力をかけて歯並びを整えるのに対し、小児矯正では「顎の成長を利用した矯正」を主に行います。
そのため、小児矯正は成人矯正に比べ、期間が長くなることがございます。

また、矯正を開始する年齢や顎の成長具合、トレーニングの進み具合によっては1年~3年、もしくはそれ以上の治療期間がかかるケースもあります。

今回の記事では、小児矯正と成人矯正の治療期間の違いや、治療期間を延ばさないコツを詳しくご紹介いたします。
是非最後までご覧くださいね♪

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① 成人矯正と小児矯正の違い
② 矯正方法や矯正範囲による治療期間の違いについて
③ 矯正期間を延ばさないコツをご紹介

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① 成人矯正と小児矯正の違い

大人が受ける「成人矯正」は、一定の年齢を超えたら何歳になっても受けることが可能ですが、お子さまが受ける矯正治療を「小児矯正」と呼び、対象年齢がかなり限定されます。

成人矯正は12歳以降で永久歯が完成し、顎の骨の発育も完了していなければ始めることが出来ないのに対し、小児矯正は最も早くて3~4歳くらいから始めることが出来ます。

そのため、患者様の希望によってどちらかを選べるわけではなく、基本的にはお子さまの年齢によって矯正治療の方法が決まります。

また、成人矯正も小児矯正も歯並びを綺麗にするために行うものですが、治療の意味や得られる結果が少し異なるのです。

成人矯正は「歯の傾きや位置の異常を細かく整える」ことが主な目的です。
そのため成人矯正は「歯列矯正」と呼ばれることもあります。

一方、小児矯正の主な目的は「顎の骨を正常に発育させる」ことにあります。 
将来、永久歯を綺麗に並べるための土台作りが小児矯正の主な目的なのです。 

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② 矯正方法や矯正範囲による治療期間の違いについて

矯正はワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正方法や、全ての歯を動かす全体矯正か前歯のみなどの部分矯正かで治療期間が異なります。
各それぞれの矯正治療に必要な期間の目安をお伝えします。


◆矯正方法別の治療期間

  • ■ マウスピース矯正【1~2年程度】

    マウスピース矯正は、マウスピースを装着して歯を動かす矯正方法になります。
    治療期間中は患者様ご自身でマウスピースを交換して歯並びを整えていきます。

  • ■ ワイヤー矯正(表側矯正)【1~3年程度】

    表側矯正は、歯に接着したブラケット装置をワイヤーで締めて歯を動かす矯正方法です。

  • ■ ワイヤー矯正(裏側矯正)【1~3年程度】

    裏側矯正(リンガル矯正・舌側矯正)は、歯の裏側(舌側)にブラケット装置を取り付け、ワイヤーで締めて歯を動かす矯正方法です。


◆矯正範囲別の治療期間

  • ■ 全体矯正【1~3年程度】

    重度の受け口や出っ歯、デコボコ歯など、歯並びが大きく乱れているケースでは全ての歯を動かす全体矯正を行います。

  • ■ 部分矯正【8か月~1年程度】

    軽度のすきっ歯や出っ歯、前歯の歯並びの乱れは部分矯正で治せる場合があります。
    部分矯正では、治療対象となる歯のみを動かして歯並びを整えていきます。

※上記の治療期間はあくまで目安となり症例によって治療期間が異なります。
※軽度の不正咬合は治療期間が短く済む場合が多いですが、中程度~重度の不正咬合は治療期間が長くなります。
また、患者様によって歯の動き方が異なるため、似たような症状であっても患者様ごとに治療期間に差が生まれます。

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③矯正期間を延ばさないコツをご紹介




それでは、矯正期間を延ばさないコツをご紹介していきます。
使用方法を誤っていたり、装置の装着時間を守らないと治療期間が延びてしまうことがあるため、しっかり目を通しておいてくださいね♪

  • ■ 口内環境を清潔に保つ

    矯正治療中に虫歯や歯周病になってしまうと、矯正よりその治療を優先する必要があるため、治療期間が延びてしまいます。

    虫歯の治療は歯を削って詰め物をするので歯の形が変わってしまい、形が変わった歯によってマウスピースがはまらなくなると、新しく歯型をとってマウスピースを作成しなくてはいけなくなります。

    治療期間を延ばさないためにも、出来るかぎり食後はすぐ歯を磨いて食べカスが歯に残らないようにしましょう。

  • ■ 一日の装着時間を守る【マウスピース矯正】

    マウスピース矯正は矯正効果を最大限に引き出すため、定められた1日のマウスピースの装着時間を必ず守っていただく必要があります。

    1日の装着時間を守らなかった場合、矯正効果が半減したり、矯正効果が出ないこともあります。

    矯正効果が見られない場合には矯正期間の延長を行うか、最悪の場合最初から矯正治療をやり直すケースもあるのです。

  • ■ 歯にくっつく物や硬いものは避ける【ワイヤー矯正】

    原則、ワイヤー矯正は治療が終わるまで装置を取り外すことが出来ません。

    矯正期間中は前歯で硬い物を噛むのは控えましょう。
    また、歯にくっつきやすいハイチュウやキャラメルなども、装置の破損や外れてしまったりするため、避けていただけばと思います。

    矯正装置が破損したり外れた場合は、再装着や装置の作り直しが必要となり、治療期間が延びてしまうことがあります。

  • ■ 定期的な通院を欠かさない

    矯正治療中には、定期的な通院を欠かさないようにしましょう。

    歯科医師が定期的に経過観察をすることで、矯正が計画的に進んでいるかが把握できるからです。矯正治療は必ずしも、予定通りに進むわけではありません。

    定期的に通院していただくことで、治療の経過が予想と異なってもすぐに計画を修正することができ、結果的に予定通りの期間に矯正が終了する可能性が高いのです。

    しかし、定期的な通院を怠って経過を確認する機会を無くしてしまうと、修正のタイミングを逃してしまいますので、定期的に通院していただくようお願いいたします。
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いかがでしたか?

矯正治療の期間は矯正方法や矯正範囲、症例によって異なります。
矯正治療をお考えの方は、治療を受ける前にご自身の治療にかかる矯正期間を把握しておくことが大切です。

花田矯正歯科では、治療に入る前に患者様に対して治療内容や期間、費用についてしっかりご説明させていただいております。
歯並びを治すのにどれくらいの矯正期間が必要なのかをお知りになりたい方は、花田矯正歯科までお気軽にご相談ください。



花田矯正歯科
住所:兵庫県尼崎市西大物町12-41 アマゴッタ5F
アクセス:阪神「尼崎駅」からスカイデッキ直結 徒歩2分
TEL:06-6482-4021
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投稿者: 花田矯正歯科

見えない矯正歯科ガイド花田矯正歯科 尼崎スマイル部分矯正公益社団法人 日本臨床 矯正歯科医会
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