こんにちは!花田矯正歯科です。
今回の記事では、乳幼児期から始める歯科検診のメリットについてご紹介します。
- 乳歯が生え揃ってきたけど、何歳から歯医者に行けばいいの・・・?
- 子どもが歯医者を怖がらないようにするにはどうすればいいの・・・?
- 親が自宅でできるケアってどんなこと・・・?
このような不安やお悩みをお持ちのお父さん・お母さんは是非最後まで読んでくださいね。
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
1.小さな子どもも、歯科検診を受けるべき?
2.乳幼児期から歯科検診を受けるメリット
3.子どもの歯を守るために親ができること
4.まとめ
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
--------------------------------------------------------------------------------
小さな子どもも、歯科検診を受けるべき?
子どもでも歯科検診は受けるべきと考えられています。
全国の市区町村では1歳6か月と3歳のタイミングで無料で歯科検診を実施していることからも、歯科検診の重要性がわかるでしょう。
1歳6か月児健診
対象年齢:1歳6か月前後
虫歯の有無、歯ぐきの状態、口内環境を確認します。
この時期にも虫歯になっていることが稀にありますので、歯科検診をおすすめします。
3歳児検診
対象年齢:3歳前後
3歳児検診では以下の項目を確認をします。
- 虫歯の有無や口内環境
- 奥歯の生え揃い具合と噛み合わせの状態
- 正常に上下の歯で噛めているか
- 舌小帯(ぜつしょうたい・舌の裏側にある筋のこと)の状態
出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)がある場合は、歯科医院での診察をすすめます。
舌小帯が極端に短い場合、発音に影響を及ぼすことがありますので、専門的な診察が必要です。
小さなころから定期的な歯科検診を受けることで、虫歯や発音などの問題を早期に発見し、適切な対処をすることができます。
1歳6か月児健診と3歳児検診の詳細につきましては、お住まいの市区町村から提供される情報をご確認ください。
--------------------------------------------------------------------------------
乳幼児期から歯科検診を受けるメリット
永久歯を守ることにつながる
乳歯は酸に弱く、エナメル質が薄いため、虫歯が進行しやすい特徴があります。
乳幼児期からの定期検診は、乳歯を守り、将来の永久歯にも良い影響を与えます。
歯並びと噛み合わせの改善
3歳ごろに歯科検診を受けることで、歯並びや噛み合わせの状態を早期に把握できます。
このタイミングで矯正を始めることで、より効果的な治療が期待できます。
歯医者が怖いをなくす
以下のような理由で歯医者に対して「怖い場所」というイメージを持ちやすくなります。
- 初めての歯医者で受けた虫歯治療が痛かった
- 「歯医者は痛い・怖い場所」というイメージを周囲から植え付けられた
- 理由を知らされずに歯医者に連れて行かれた
こうした恐怖心を防ぐためには、幼いころから歯医者に通う習慣をつけることが効果的です。
早い段階で歯科医院の雰囲気に慣れておくことで、将来的な治療への抵抗感が少なくなります。
--------------------------------------------------------------------------------
子どもの歯を守るために親ができること
子どもの歯の健康を守るためには、日常的なケアが欠かせません。乳歯は永久歯よりもやわらかく虫歯になりやすいため、正しいケアを早い段階から習慣化することが大切です。
仕上げ磨き
子ども自身が磨けるようになるのは小学校3~4年生ごろといわれています。
それまでは、親が歯ブラシを使って歯の表面だけでなく、歯のすき間や歯ぐきの際までしっかり磨くようにしましょう。
また、歯磨き粉はフッ素入りのものを選ぶと、虫歯予防に効果的です。
食事の管理
甘いお菓子やジュースは虫歯の原因になりやすいため、摂取量やタイミングには注意が必要です。
だらだら食べや飲みを避け、食事やおやつの時間をしっかり決めましょう。
--------------------------------------------------------------------------------
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事で取り上げたような取り組みが、健康な永久歯の育成と子どもが生涯にわたり笑顔で過ごせる基盤を作ります。
乳幼児期の歯科検診をきっかけに親子で歯の健康を意識する習慣を育て、未来の健康を守るために今できることから始めていきましょう。